若杉山『明王院』の張りつめた空気感の中で心身ともに整える。
こんにちは。
福岡県糟屋郡篠栗町若杉山の若杉楽園キャンプ場周辺をドライブ&早朝散歩を楽しんでいましたら、若杉山『明王院』の門前で足が止まりました。
今回は福岡市近辺のキャンプ場の下調べを兼ねて早朝散歩を楽しんでおり、寺社に関してはまったく目的としていませんでしたが、凛と佇む山門の姿に魅入られ参拝させていただくことに。
早朝ということもあって静かな時間ではあるんですが、神聖な雰囲気というかなんというか、そういったものに疎い私でさえただならぬ静けさに鳥肌が立ちました。
緩やかな登り階段をしばらく歩いていくと手水舎が。
身を清めさらに本堂に進むと、そこにはたくさんの仏様がお祀りされていました。
明王院の本尊様は五大明王(不動明王、降三世明王、軍荼梨明王、大威徳明王、金剛夜叉明王)だそうで、護摩堂には愛染明王を中心に毘沙門天を、境内には十三仏がお祀りされているそうです。
祀られる仏様もそうなんですが、苔をまとう建造物1つ1つにも情緒があり、周囲の自然と溶け合い美しさが際立っていました。
境内のなかにある養老の滝でしばし周囲の景観を眺めていると、偶然これから滝行を行う僧侶の方とお会いし見学させていただきました。
はじめて修行の姿を目の当たりにした感想は『美しい』でした。
前述したように自然や造形物の美しさを感じることはあっても、人の行いで美しさを感じることってあまりなかったのですが、この時は本当に美しさを感じました。
今回は様々な偶然が重なって貴重な体験ができました。
早朝に寺社を訪れ静かで神秘的な空間に身を置き心身を整える。
こういった非日常を味わうのもいいものですね。
早朝の『明王院』は神聖で美しく気持ちの引き締まる素敵な空間でした。
また参拝させていただきたいと思います。